山口県萩市の北東部、日本海に面した須佐。
ここには、イカ好きなら一度は食べてみたい名物があります。
その名も、
須佐男命いか(すさみこといか)。
須佐沖で一本釣りされたケンサキイカの中でも、条件を満たした活きたイカに付けられるブランドです。
新鮮なものは身に透明感があり、肉厚。
適度な歯ごたえと甘みを楽しめます。
そんなイカを、
一杯丸ごと姿造り。
刺身を食べる。
ゲソを食べる。
天ぷらでも食べる。
さらに日本海の活魚やサザエ、アワビまで。
もうこれは、
イカを食べるために須佐へ泊まりに行く。
そんな旅行が成立します。
そこで今回は、須佐でイカ料理がすごい宿を2軒紹介します。
無理に3軒へ増やすのではなく、現在も宿泊と須佐男命いか料理を確認できた2軒に絞りました。
※活イカは自然のものです。天候や漁の状況によって水揚げがなく、活イカを提供できない場合があります。予約時には必ず最新の提供状況をご確認ください。
須佐でイカ料理がすごい宿2選
今回紹介する宿はこちらです。
・好月旅館
・美志満屋
どちらも須佐男命いか認定店。
ですが、楽しみ方には違いがあります。
活イカを中心に日本海の海鮮コースをガッツリ食べたい。
須佐のイカそのものを体験するように楽しみたい。
そんな旅行スタイルに合わせて選んでみてください。
1.好月旅館|一本釣り活イカ一杯を姿造りで豪快に
最初に紹介するのは、好月旅館。
昭和10年創業の料理旅館で、須佐男命いか認定店です。
こちらはもう、
「須佐へイカを食べに行く」
という目的にドンピシャ。
現在も夕食内容によって選べる宿泊コースが用意されています。
一本釣り活イカ一杯を姿造りで
好月旅館の看板料理は、もちろん活イカ。
一本釣りされた活イカを、
一杯丸ごと姿造り
で楽しめます。
新鮮なケンサキイカならではの透明感。
肉厚な身。
コリッとした歯ざわり。
そして噛むほど感じる甘み。
スーパーで買ってきたイカ刺しとは、旅行のテンションからして違います。
目の前に一杯丸ごとドーン。
これだけでも須佐まで来た甲斐があります。
刺身だけで終わらずイカ天まで
そして好月旅館の面白いところは、
活イカの姿造りだけで晩飯が終わらないこと。
現在案内されている会席では、
一本釣り活イカ一杯の姿造り。
酢の物。
ひじき煮。
葉ワサビ漬けなど。
煮物。
さらに、
イカと季節野菜の天ぷら。
焼き物にはサザエのつぼ焼きなど。
ご飯、汁物、デザートまで続きます。
刺身でイカ。
天ぷらでもイカ。
途中にサザエ。
完全に日本海モードです。
活魚を追加したコースも
宿泊プランは夕食内容によって選べます。
基本となる一本釣り活イカコースだけでなく、
一本釣り活イカ+活魚コース
なども用意されています。
「せっかく日本海まで来たんだから、イカだけじゃなく魚も食いたい」
という人ならこちら。
さらに料理旅館では、アワビやウニなども扱っています。
その時期の海の幸をガッツリ食べたい人にはたまりません。
食事は別館のお座敷で
好月旅館では本館に宿泊し、食事は別館のお座敷でいただくスタイルです。
つまり、
部屋食の宿ではありません。
今回の記事はIMTの「料理がすごい宿」なので問題ありませんが、部屋食を希望している人は間違えないよう注意してください。
食事用の別館には個室も用意されています。
宿泊して、料理旅館の座敷で活イカ会席。
これはこれで旅情があります。
須佐駅から徒歩約1分
アクセスの良さもポイント。
好月旅館はJR須佐駅から徒歩約1分。
車を使わない旅行でも利用しやすい立地です。
萩市街からは車で約40分。
島根県益田市街からなら約30分です。
萩観光と組み合わせてもいいですが、
ここまで来たら、
観光より晩飯。
夕方には宿へ入って、お腹を空かせておきたいところです。
好月旅館はこんな人におすすめ
・須佐男命いかを食べたい
・活イカ一杯の姿造りを楽しみたい
・刺身だけでなく天ぷらも食べたい
・活魚やサザエなど日本海の幸も楽しみたい
・料理を目的に宿を選びたい
特に、
「透明なイカ一杯を目の前にドーンと置いてほしい」
という人にはチェックしてほしい料理旅館です。
須佐男命いかと日本海の海の幸を豪快に味わいたい方はこちら!
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2.美志満屋|須佐男命いかの活き造りと地元魚介を満喫
続いて紹介するのは、美志満屋。
こちらも須佐男命いか認定店で、宿泊可能な料理宿です。
須佐湾や近海で獲れた魚介を、その季節に合わせた料理で提供しています。
美志満屋の面白さは、
ケンサキイカだけに限定していないこと。
季節によって、
ヤリイカ。
アオリイカ。
甲イカ。
など、須佐で獲れるさまざまなイカを扱っています。
イカ好きなら、
季節を変えて行ってみたくなる宿です。
男命イカの活き造りを味わう
美志満屋の主役も、やっぱり須佐男命いか。
現在も活イカ定食が提供されています。
基本内容は、
イカ一杯。
天ぷら。
小鉢。
ご飯。
味噌汁。
という構成。
さらに追加料金の内容では、
アワビステーキ
や、
季節のお刺身+アワビステーキ
を組み合わせた料理も用意されています。
イカだけで終わらず、
イカ+刺身+アワビ。
IMT的には非常に正しい方向へ進化します。
ゲソと耳は自分で切って食べる
美志満屋の活イカ料理で面白いのが食べ方。
イカのゲソとエンペラ(耳)は、自分でハサミを使って切って食べるスタイルが案内されています。
新鮮な活イカだからこそ、
吸盤が口の中へ吸い付くような食感まで楽しめます。
ただ刺身が皿に並んでいるだけではなく、
「活イカを食べている」感が強い。
旅の思い出にも残りそうです。
イカを自分ですくって捌く体験まで
さらに美志満屋には、かなり面白い体験があります。
水槽から活きたイカを自分ですくい、
自分で捌いて、
冷凍イカとの食べ比べまで行う体験プログラムです。
活イカを水槽からすくう。
自分で切る。
皿に盛る。
そして食べる。
ここまで来ると晩飯というよりイベントです。
受け入れ人数など条件があるため事前予約が必要ですが、普通に活イカを食べるだけでは物足りない人には面白いでしょう。
ただし活イカは絶対ではない
ここは非常に重要です。
美志満屋自身も、
活きた状態の男命イカを必ず用意できるわけではない
ことを明確に案内しています。
イカは非常に繊細。
漁港から運んでも、水槽で朝まで活かしておくことが難しい場合があります。
さらに時化で漁船が出られなければ、そもそも男命イカを確保できません。
その場合は、急速冷凍したイカでの提供になることがあります。
つまり、
予約した=透明な活イカ確定
ではありません。
ここは自然相手。
むしろ、この不確実性まで含めて海辺の料理旅です。
美志満屋はこんな人におすすめ
・須佐男命いかを食べたい
・地元で獲れるいろいろなイカに興味がある
・アワビや地魚も楽しみたい
・活イカならではの食感を味わいたい
・イカを自分で捌く体験にも興味がある
特に、
「ただ食べるだけじゃなく、イカそのものを楽しみたい」
という人には面白い宿です。
須佐男命いかと須佐湾の海の幸をたっぷり楽しみたい方はこちら!
「美志満屋」の口コミ詳細や宿泊プランを見てみる(楽天トラベル)
好月旅館と美志満屋ならどっち?
今回紹介した2軒は、どちらも須佐男命いか認定店。
ですが、特徴は少し違います。
料理旅館で海鮮コースをガッツリ食べるなら、好月旅館。
活イカ一杯の姿造りを中心に、天ぷら、サザエ、活魚などを組み合わせて楽しめます。
一方、
活イカそのものを体験的に楽しみたいなら、美志満屋。
須佐で獲れるさまざまなイカを扱い、活イカ定食やアワビとの組み合わせ、さらに体験プログラムまであります。
まとめると、
活イカ会席+日本海の魚 → 好月旅館
活イカ+体験+地元魚介 → 美志満屋
という選び方ができます。
須佐男命いかとは?
そもそも、
「普通のケンサキイカと何が違うの?」
と思う人もいるでしょう。
須佐男命いかは、須佐の一本釣船団によって一匹ずつ丁寧に釣り上げられ、須佐で水揚げされる活きたケンサキイカのブランドです。
名前の「男命」は、
須佐之男命(スサノオノミコト)
にちなんだもの。
須佐という土地そのものを背負ったブランドイカです。
特徴は、
肉厚。
ほどよい歯ごたえ。
そして甘み。
新鮮な状態なら身に透明感があります。
白いイカ刺しを想像して宿へ行ったら、
「透明やん!」
となる可能性があります。
これが活イカ旅行の醍醐味です。
須佐男命いかを食べるなら季節にも注目
須佐男命いかの主役となるケンサキイカは、特に夏場に漁が盛んになります。
ただし、
「シーズン中なら絶対食べられる」
という意味ではありません。
海が荒れる。
漁船が出られない。
水揚げがない。
運搬中や水槽でイカが弱る。
こうしたことがあります。
実際に宿側も、季節・天候・漁の状況によって料理内容が変わることを案内しています。
そのため、
須佐男命いかを絶対に食べたい人ほど事前確認が重要。
できれば予約時に、
「宿泊日に活イカ料理を予定していますか?」
と確認しておくと安心です。
呼子の活イカとは違う「須佐のイカ旅」
活イカ旅行というと、佐賀県の呼子を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし山口県にも、
須佐男命いか
という強烈なイカ文化があります。
しかも須佐は、大型観光地というより日本海沿いの小さな町。
有名観光地を次々回るより、
海を見る。
宿へ入る。
そして、
イカを食う。
それだけを目的に一泊するのも面白い。
呼子とはまた違った、
「イカを食べるための旅」
ができます。
まとめ|須佐なら透明な活イカ一杯を目当てに泊まりたい
今回は、須佐でイカ料理がすごい宿を2軒紹介しました。
好月旅館では、一本釣り活イカ一杯の姿造りを中心に、イカと季節野菜の天ぷら、サザエなどを組み合わせた料理を楽しめます。
さらに活魚を組み合わせた宿泊コースなどもあり、
「日本海の魚をガッツリ食べたい」
という人にぴったりです。
美志満屋では、須佐男命いかの活き造りをはじめ、季節の地魚やアワビなどを楽しめます。
さらに活イカを自分ですくって捌く体験まで。
こちらは、
「イカを食べるだけじゃなく楽しみたい」
という人にも面白いでしょう。
透明なイカ。
コリッとした食感。
噛むほど感じる甘み。
ゲソ。
天ぷら。
サザエ。
活魚。
アワビ。
イカ一杯から始まって、結局また海鮮だらけ。
須佐へ行くなら、観光予定を詰め込むより、
「今日はイカを食べる日」
と決めて一泊してみてはいかがでしょうか。
※須佐男命いか・活イカ・地魚などは自然のものです。天候、漁、水揚げ、季節などによって提供できない場合や料理内容が変更される場合があります。予約時に最新情報をご確認ください。


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